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Posted by 滋賀咲くブログ at

春の季語

2011年01月18日

竹の秋

竹の秋というのは、秋の季語かと思ったら、
実は春の季語でした。

最近はなかなか手紙を書くことがなく
電話や、メールで何でもかんでも済ませてしまうという
風潮ですが、

お手紙をどうしても書かなければならないことがあって
季節の言葉を探していて見つけました。

竹の秋の候
というのは、春を意味するものだということを。

他の植物は、秋に葉っぱを落として冬を迎えますが、
竹は、寒い冬の雪にも耐えて、
やっと暖かな春が来てから、葉っぱを落とします。

筍の出る春に先駆け葉っぱを落として、
立派なタケノコが育つように栄養素となるように
自然が考えたことなのでしょう。

親の愛を感じますね。

竹の秋は2がつ、3月に使うそうです。


Posted by もくば at 08:30 Comments( 0 )