春の山椒

もくば

2009年04月17日 08:39



春のお吸い物の吸い口には、
必ずと言っていいほど山椒の葉が使われます。

また筍の木の芽和えはあまりにも
代表的な季節の食べ物です。



庭の隅っこに植えた小さい山椒の木に
今年も芽が出て葉ができましたので、
遠慮がちに使わせてもらいました。

10食ほど高いお弁当の注文がありますので、
10枚だけ数えて取ってきました。

筍のみそ和えの上にのせるつもりです。

山椒を春先になぜ食べるのかというと、
昔も今も、漢方薬として知られていますが、

香りはさることながら、
しびれるようなあの辛みは薬といっても
納得の味ですね。

山椒は、大脳を刺激して、
内臓を活発にして、代謝や機能を
亢進してくれるそうです。

また、胃下垂や、胃拡張の薬として、
使われているそうです。

そのほか、利尿効果や、消炎作用、
発汗作用など、
体に良い働きがいっぱい。

季節のものを食べて、元気になりましょう。